“トミーとタペンス”シリーズ2作目となる短編集。
1929年9月にCollins社から刊行された。
米国版も同年Dodd, Mead社から刊行。
日本語初訳は1960年の『おしどり探偵』(橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)。
このシリーズは
『秘密機関』→
『おしどり探偵』→
『NかMか』→
『親指のうずき』→
『運命の裏木戸』の刊行順で読むことを推奨します。
A Fairy in the Flat アパートの妖精
A Pot of Tea お茶をどうぞ
The Affair of the Pink Pearl 桃色真珠紛失事件
The Adventure of the Sinister Stranger 怪しい来訪者
Finessing the King キングを出し抜く
The Gentleman Dressed in Newspaper
The Case of the Missing Lady 婦人失踪事件
Blindman's Buff 目隠しごっこ
The Man in the Mist 霧の中の男
The Crackler バリパリ屋
The Sunningdale Mystery サニングデールの謎
The House of Lurking Death 死のひそむ家
The Unbreakable Alibi 鉄壁のアリバイ
The Clergyman's Daughter 牧師の娘
The Red House
The Ambassador's Boots 大使の靴
The Man Who was Number 16 16号だった男
早川書房
おしどり探偵
橋本福夫訳 早川書房 ハヤカワ・ポケット・ミステリ(555)おしどり探偵、トミイとタペンスのベリズフォド夫妻が探偵事務所「国際探偵局」を開いた。 クリスティー女史が創造したエルキュール・ポアロ、ミス・マープルとならんで、有名なおしどり探偵トミイとタペンスがぶつかった難事件、怪事件の数々! ブラウン神父、フレンチ警部、隅の老人、アノー探偵など、古今の名探偵の方法をことごとく利用した探偵小説のパロディー!
1 アパートに妖精出現/ 2 お茶でも一杯/ 3 桃色真珠事件/ 4 桃色真珠事件(続き)/ 5 怪しい来訪者事件/ 6 怪しい来訪者事件-(続き)/ 7 キングで冒険/ 8 新聞紙の服を着た男/ 9 婦人失踪事件/ 10 眼隠し遊び/ 11 霧の中の男/ 12 霧の中の男(続き)/ 13 ぱしぱし屋/ 14 ぱしぱし屋(続き)/ 15 サニングデールの謎の事件/ 16 サニングデールの謎の事件(続き)/ 17 死のひそむ家/ 18 死のひそむ家(続き)/ 19 鉄壁のアリバイ/ 20 牧師の娘/ 21 赤色館/ 22 大使の靴/ 23 十六号だつた男/ 訳者あとがき
おしどり探偵
橋本福夫訳 早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫(HM1-36) クリスティー短編集(4) ISBN:9784150700362冒険好きな若夫婦、トミーとタペンスが開設した国際探偵事務所――平和で退屈だった毎日は、続々と持ち込まれる事件で、一変して慌しい毎日となった。二人は持前の若さと旺盛な好奇心で猟犬のごとく事件を追いかける。おしどり探偵トミーとタペンスが繰り広げるスリリングな冒険世界!
表紙:真鍋博
おしどり探偵
坂口玲子訳 早川書房 クリスティー文庫(52) ISBN:9784151300523冒険好きな若夫婦のトミーとタペンスが、国際探偵事務所を開設した。平和で退屈な日々は、続々と持ち込まれる事件でたちまち慌しい毎日へと一変する。だが、二人は持ち前の旺盛な好奇心と若さとで、猟犬のごとく事件を追いかける!おしどり探偵が繰りひろげるスリリングな冒険を描いた短篇集。新訳で登場。 解説:堺三保「稚気あふれる「探偵ごっこ」」
東京創元社
二人で探偵を
一ノ瀬直二訳 東京創元社 創元推理文庫 ISBN:9784488105129おしどり探偵トミーとタッペンスが開いた国際秘密探偵社に持ちこまれる、難事件・怪事件の数々。二人は持ち前の才知を発揮しながら、ホームズ、ブラウン神父、フレンチ警部、アノー探偵、隅の老人、ソーンダイク博士、ポワロなどの捜査法を巧みに利用して事件を解決する。推理小説史上の名探偵の手法をパロディ化した、クリスティの異色作。
アパートに妖精がいる/ お茶をどうぞ/ 桃色真珠紛失の謎/ 珍客到来/ キングで勝負/ 新聞紙の服を着た男/ 婚約者失踪の謎/ 盲蛇におじず/ 霧の中の男/ ぱりぱり野郎/ サニングデールの怪事件/ 死をはらむ家/ 破れないアリバイなんて/ 牧師の娘/ 赤い館の謎/ 大使の靴の謎/ ついに十六番の男が……
- 1992年
- 表紙:ひらいたかこ
二人で探偵を
野口百合子訳 東京創元社 創元推理文庫 ISBN:9784488105525結婚して幸せな生活を送っていたトミーとタペンスは。上司から英国に対するスパイ活動が疑われる〈国際探偵社〉の経営者ミスター・ブラントになりすまし、情報部のために探偵業をしてみないかという提案を受ける。そんなわけで探偵社を引きついだ二人のところに来る難事件、怪事件の数々……。トミーとタペンスはそれらを古今東西の名探偵の捜査法を真似て事件を解決する。ミステリの女王がおくるコンビ探偵ものの白眉、新訳決定版。解説=古山裕樹
1 フラットの妖精/2 お茶を一杯/3 ピンクの真珠(ピンクパール)の謎/4 不審な来訪者/5 キングの裏をかく/6 新聞紙の服を着た紳士/7 失踪した婦人の謎/8 目隠し遊び/9 霧の中の男/10 ぱりぱり屋/11 サニングデールの謎/12 死の潜む家/13 アリバイ崩し/14 牧師の娘/15 レッドハウス/16 大使の靴/17 十六号だった男
装画:ますこひかり 装幀:柳川貴代+Fragment
収録短編
アパートの妖精 A Fairy in the Flat
1924年、「A Pot of Tea」と合わせて「Publicity」のタイトルでThe Sketch (24 September 1924)に掲載。
1960 「アパートに妖精出現」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「アパートに妖精がいる」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「アパートに妖精出現」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「アパートの妖精」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
お茶をどうぞ A Pot of Tea
1924年、「A Fairy in the Flat」と合わせて「Publicity」のタイトルでThe Sketch (24 September 1924)に掲載。
1960 「お茶でも一杯」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「お茶をどうぞ」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「お茶でも一杯」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「お茶をどうぞ」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
ヴィオレット夫人 | 帽子店経営 |
ジャネット・スミス | ヴィオレット帽子店店員 |
ロオレンス・セント・ヴィンセント | チェリントン伯爵の甥 |
チェリントン | 伯爵。ロオレンス・セント・ヴィンセントのおじ |
桃色真珠紛失事件 The Affair of the Pink Pearl
1924年、The Sketch (1 October 1924)に掲載。
1959 「桃色真珠の事件」村上啓夫訳『宝石』第14巻第10号(9月号)
1960 「桃色真珠事件」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「桃色真珠紛失の謎」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「桃色真珠事件」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「桃色真珠紛失事件」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
アラミンタ | トミー・ベレズフォードの伯母 |
エリーズ | ローラ・バートンのメイド。フランス人 |
アリス・カミングス | 月桂樹荘雑用係メイド |
キャロウウェイ | 伯爵。ローラ・バートンの父 |
チャールズ・キングストン・ブルース | 大佐。ウィンブルドン、月桂樹荘主 |
ベアトリス・キングストン・ブルース | キングストン・ブルース大佐の娘 |
キングストン・ブルース夫人 | キングストン・ブルース大佐の妻 |
ローラ・バートン | キャロウウェイ伯令嬢 |
グラディス・ヒル | 月桂樹荘客間係メイド |
ハミルトン・ベッツ | アメリカ人 |
ベッツ夫人 | 真珠を紛失した婦人 |
レニイ | 社会主義者 |
桃色真珠紛失の謎 Affair Of The Pink Pearl
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「桃色真珠紛失事件」のタイトルあり。
監督:トニー・ワームビィ 脚本:デビッド・バトラー
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ダーシー・グレイ(レディ・ローラ・バートン)、 グレアム・クラウデン(キングストン・ブルース)、 ノエル・ダイソン(キングストン・ブルース夫人)、 アーサー・コックス(マリオット警部)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 ウィリアム・フットキンス(ハミルトン・ベッツ)、 リンダ・マーシャル(ベッツ夫人)、 Sussanah Morley(ベアトリス・キングストン・ブルース)、 チャールズ・ショーネシー(レニイ)、 ユーソラ・モハン(エリーズ)
怪しい来訪者 The Adventure of the Sinister Stranger
1924年、「The Case of the Sinister Stranger」のタイトルでThe Sketch (22 October 1924)に掲載。
1960 「怪しい来訪者事件」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「珍客到来」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「怪しい来訪者事件」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「怪しい来訪者」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
コギンズ | ディムチャーチの部下 |
ディムチャーチ | ロンドン警視庁捜査課警部 |
パースシア | 公爵夫人。依頼人 |
バートラム | バワー医師の甥 |
フランシス・ハヴィランド | 元将軍 |
カール・バウエル | ディムチャーチの旧友 |
バワー | ハムステッドの医師 |
グレゴール・フェオドルスキー | ロシアのハム商人 |
ヘンリー | バワー医師の甥 |
ワシーリイ | ディムチャーチの部下 |
キングを出し抜く Finessing the King
1924年、The Sketch (8 October 1924)に掲載。「The Gentleman Dressed in Newspaper」を含む。
1960 「キングに気をつけること」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「キングで勝負」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「キングに気をつけること」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「キングを出し抜く」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
アリス | トミー&タペンスのメイド |
ビンゴー・ヘイル | 大尉。アーサー・メリヴェール卿友人 |
アーサー・メリヴェール | 貴族。スリー・アーツ舞踏会参加者 |
ヴィア・メリヴェール | アーサー・メリヴェール卿夫人 |
キングで勝負 Finessing The King
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |監督:クリストファー・ホドソン 脚本:ジェラルド・サヴォリー
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ベンジャミン・ホイットロー(サー・アーサー・メリベール)、 ピーター・ブライス(ビンゴ・ヘイル大尉)、 アーサー・コックス(マリオット警部)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 アニー・ランバート(ヴィア・メリヴェール)、 テリー・カウリング
The Gentleman Dressed in Newspaper
1960 「新聞紙の服を着た男」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「新聞紙の服を着た紳士」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「キングに気をつけること」続編『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
コギンズ | ディムチャーチの部下 |
ディムチャーチ | ロンドン警視庁捜査課警部 |
パースシア | 公爵夫人。依頼人 |
バートラム | バワー医師の甥 |
フランシス・ハヴィランド | 元将軍 |
カール・バウエル | ディムチャーチの旧友 |
バワー | ハムステッドの医師 |
グレゴール・フェオドルスキー | ロシアのハム商人 |
ヘンリー | バワー医師の甥 |
ワシーリイ | ディムチャーチの部下 |
婦人失踪事件 The Case of the Missing Lady
1924年、The Sketch (15 October 1924)に掲載。
1959 「消えた淑女」高橋泰邦訳『別冊宝石』第83号
1960 「婦人失踪事件」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「婚約者失踪の謎」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「婦人失踪事件」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1980 「消えた貴婦人」深町眞理子訳『ホームズ贋作展覧会』各務三郎編 講談社文庫
1984 「婦人失踪事件」乾信一郎訳『シャーロック・ホームズの災難 上』エラリイ・クイーン編 ハヤカワ・ミステリ文庫
1986 「消えた貴婦人」『アガサ=クリスティ 推理・探偵小説集(2)』各務三郎編、深町眞理子訳 偕成社文庫
1989 「消えた貴婦人」深町眞理子訳『ホームズ贋作展覧会』各務三郎編 河出文庫
2004 「婦人失踪事件」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
スーザン・クロンレイ | ハーマイオニ・ゴードンの伯母。ロンドン在 |
ハーマイオニ(ハーミイ)・ゴードン | 未亡人。スタヴァンソン婚約者 |
ガブリエル・スタヴァンソン | 探検家 |
ブラディ | 医師。トミー・ベレズフォードの友人 |
ホリストン | 医師。モールドン(サセックス)で療養所経営 |
ランチェスター卿 | 貴族。ハーマイオニ・ゴードンの父 |
The Case of the Missing Lady
1950年 米CBS The Nash Airflyte Theater |監督:マーク・ダニエルズ
出演: ロナルド・レーガン(トミー)、 クロリス・リーチマン(タペンス)、 ペギー・キャス、 イアン・キース、 Nancy Pollack、 バーバラ・ロビンズ、 ロバート・ストラウス、 デヴィッド・ホワイト
婚約者失踪の謎 Case Of The Missing Lady
1984年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |監督:ポール・アネット 脚本:ジョナサン・ヘイルズ
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ロウィーナ・クーパー(クレバー博士)、 ユアン・フーパー(ハリストン博士)、 エルスペス・マーチ(レディ・スーザン)、 ジョナサン・ニュース(スタベンソン)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 ティム・ピアース、 ミーシャ・デ・ラ・モット、 Elisabeth Murray
目隠しごっこ Blindman's Buff
1924年、The Sketch (26 November 1924)に掲載。
1960 「眼隠し遊び」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「盲蛇におじず」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「眼隠し遊び」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「目隠しごっこ」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
霧の中の男 The Man in the Mist
1924年、The Sketch (3 December 1924)に掲載。
1960 「霧の中の男」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「霧の中の男」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「霧の中の男」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「霧の中の男」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
マーヴィン(バルジャ)・エストコート | トミー・ベレズフォードの友人 |
エレン | ハニイコット夫人宅女中 |
ギルダ・グレン | 女優。英国人 |
ハニイコット夫人 | ギルダ・グレンの姉 |
マーヴェル | ジェイムズ・リーリーの弁護士 |
リーコンベリー | 貴族。ギルダ・グレンの恋人 |
ジェイムズ・リーリー | 興奮しやすい平和主義者 |
霧の中の男 The Man In The Mist
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |監督:クリストファー・ホドソン
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 アン・ストーリーブラス(ハニコット夫人)、 コンスタンティン・グレゴリー(バルジャー・エストコート)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 ティム・ブライアリー(リーリー)、 リンダ・マーロウ(ギルダ・グレン)、 ヴァレリー・リリー(エレン)、 パトリック・マーリー(リーコンベリー)
パリパリ屋 The Crackler
1924年、「The Affair of the Forged Notes」のタイトルでThe Sketch (19 November 1924)に掲載。
1960 「ぱしぱし屋」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「ぱりぱり野郎」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「ぱしぱし屋」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「バリパリ屋」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
エルラード | マルゲリート・レイドロウの父 |
ジミー・フォークナー | 大尉。マルゲリート・レイドロウとりまき |
ハンク・ライダー | アメリカ人。マルゲリート・レイドロウ取巻き |
レイドロウ(ミスター) | 少佐。競馬関係者 |
マルゲリート・レイドロウ | レイドロウ少佐夫人 |
かくれ造幣局の謎 The Crackler
1984年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「ぱりぱり野郎」のタイトルあり
監督:クリストファー・ホドソン 脚本:ジェラルド・サヴォリー
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 シェイン・リマー(ハンク・ライダー)、 キャロル・ルソー(マルガリータ)、 クリストファー・スクーラー(フォークナー大尉)、 アーサー・コックス(マリオット警部)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 デビッド・キルター(レイドロー少佐)
サニングデールの謎 The Sunningdale Mystery
1924年、「The Sunninghall Mystery」のタイトルでThe Sketch (29 October 1924)に掲載。
1960 「サニングデールの謎の事件」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「サニングデールの怪事件」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「サニングデールの謎の事件」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1988 「サニングデイルの怪事件」和泉晶子訳『バンカーから死体が(ゴルフ・ミステリー傑作選)』小鷹信光編 東京書籍(シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション別巻)
2004 「サニングデールの謎」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
ドリス・エヴァンズ | タイピスト |
アンソニイ・セッスル | 大尉。ポーキュパイン保険経営者 |
バーナド | 少佐。サニングデール、ゴルフ・クラブ所属 |
ホラビイ(父) | ポーキュパイン保険会社共同経営者 |
ホラビイ(子) | ホラビイ(父)の息子 |
レツキイ | サニングデールのゴルフ・クラブ所属 |
サニングデールの謎の事件 The Sunningdale Mystery
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「サニングデールの怪事件」のタイトルあり
監督:トニー・ワームビィ 脚本:ジョナサン・ヘイルズ
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 デニス・リル(ホラビー・ジュニア)、 エミリー・ムーア(ドリス・エバンズ)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 エドウィン・ブラウン(ホラビー氏)、 テレンス・コノリー(バーナド少佐)、 デニス・ホームズ(レツキイ)
死のひそむ家 The House of Lurking Death
1924年、The Sketch (5 November 1924)に掲載。
1960 「死のひそむ家」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「死をはらむ家」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「死のひそむ家」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「死のひそむ家」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
エスタ・クワント | サーンリイ農園客間係メイド |
メアリ・チルコッツ | ロイス・ハーグリーヴズの同窓生 |
ロイス・ハーグリーヴズ | サーンリイ農園所有者 |
バートン | サーンリイ村の医師 |
ハナ | サーンリイ農園メイド |
ハロウェイ | サーンリイ農園料理女 |
デニス・ラドクリフ | 大尉。ルーシイ・ラドクリフの甥 |
ルーシイ・ラドクリフ | 貴族夫人。ロイス・ハーグリーヴズ伯母 |
ミス・ローガン | サーンリイ農園家政婦。デニス・ラドクリフの親族 |
エドワード・ローガン | ミス・ローガンの父 |
ローズ | サーンリイ農園台所女。ハロウェイの姪 |
死をはらむ家 The House Of The Lurking Death
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「謎を知ってるチョコレート」のタイトルあり
監督:クリストファー・ホドソン
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ジョーン・サンダーソン(レイチェル・ローガン)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 リズ・スミス(ハナ・マクファーソン)、 リンジー・バクスター(ロイス・ハーグリーヴズ )、 ルイーザ・リックス(メアリ・チルコッツ)、 マイケル・コクラン(デニス・ラドクリフ)、 デディー・デイヴィス(ハロウェイ)、 アニタ・ドブソン(エスタ・クワント)、 キム・クリフォード(ローズ)、 グランビル・サクストン(バートン医師)
鉄壁のアリバイ The Unbreakable Alibi
1928年、Holly Leaves (December 1928)に掲載。
1960 「鉄壁のアリバイ」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「破れないアリバイなんて」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1977 「鉄壁のアリバイ」『クリスティー傑作集』各務三郎編、深町眞理子訳 番長書房
1978 「鉄壁のアリバイ」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1979 「鉄壁のアリバイ」『クリスティーの6個の脳髄』各務三郎編、深町眞理子訳 講談社文庫
1986 「鉄壁のアリバイ」『アガサ=クリスティ 推理・探偵小説集(2)』各務三郎編、深町眞理子訳 偕成社文庫
2004 「鉄壁のアリバイ」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
オーグランダ夫人 | ルマルシャンの知人 |
ジェーン | タペンスの友人 |
ジョウンズ | 高教会派の金持ち |
ユーナ・ドレイク | モントゴメリイ・ジョウンズの意中の女性 |
モントゴメリイ・ジョウンズ | 若い男 |
アイリーン・モントゴメリイ・ジョウンズ | 貴族の女性 |
ディッキイ・ライス | ユーナ・ドレイクの知人 |
ルマルシャン | ユーナ・ドレイクの友人 |
マージョリー・レスタ | ユーナ・ドレイクのルームメイト |
鉄壁のアリバイ The Unbreakable Alibi
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「破れないアリバイなんて」のタイトルあり
監督:クリストファー・ホドソン
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 アンナ・ナイ(ユーナ・ドレイク)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 ティム・ミーツ(モンティ・ジョーンズ)、 マイケル・ジェイズ(ルマルシャン)
牧師の娘 The Clergyman's Daughter
1923年、「The First Wish」のタイトルでThe Grand Magazine (December 1923)に掲載。「The Red House」を含む。
1960 「牧師の娘」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「牧師の娘」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「牧師の娘」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1997 「牧師の娘」『死のハーブ(アガサ・クリスティ推理コレクション4)』茅野美ど里訳 偕成社文庫
2004 「牧師の娘」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
オニール | 博士。自然科学研究協会会員 |
クロケット | 赤色館メイド |
ゼラルド | モニカ・ディーンの崇拝者 |
ディーン | リトル・ハムスリイ教区牧師。モニカの父 |
ディーン夫人 | モニカ・ディーンの母 |
ディーン夫人 | モニカの伯母。赤色館の前主人 |
モニカ・ディーン | 赤色館(ストートン・イン・ザ・マーシュ在)相続人 |
パートリッジ | モニカ・ディーンの崇拝者 |
ラムリイ | 《王冠と猫》料理人 |
牧師の娘 The Clergyman's Daughter
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「赤い館の謎」のタイトルあり
監督・脚本:ポール・アネット
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ジェーン・ブッカー(モニカ・ディーン)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 ジェフリー・ドリュー(パートリッジ)、 ビル・ディーン、 エルスペス・マクノートン、 パム・セントクレメント(クロケット夫人)、 アラン・ジョーンズ(ゼラルド)、 デイヴィッド・デルヴ(オニール)、 ロビー・スティーヴンス、 Janet Hampson、 ジョージ・マルパス
The Red House
1960 「赤色館」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「赤い館の謎」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「牧師の娘」続編『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
大使の靴 The Ambassador's Boots
1924年、「The Matter of the Ambassador's Boots」のタイトルでThe Sketch (12 November 1924)に掲載。
1972 「大使の靴の謎」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「大使の靴」『おしどり探偵(クリスティ短編集 4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
1997 「大使の靴」『死のハーブ(アガサ・クリスティ推理コレクション4)』茅野美ど里訳 偕成社文庫
2004 「大使の靴」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)
ランドルフ・ウィルモット | アメリカ大使。ノマディク号船客 |
ラルフ・ウェスタラム | 上院議員。ノマディク号船客 |
アイリーン・オハラ | ノマディク号船客 |
グレース | ロンドン警視庁警部 |
シスリイ・マーチ | ノマディク号船客 |
リチャーズ | アメリカ大使侍僕 |
大使の靴の謎 The Ambassador's Boots
1983年 英LWT 「おしどり探偵」Agatha Christie's Partners in Crime |※「大使閣下の靴の謎」のタイトルあり
監督:ポール・アネット
出演: フランセスカ・アニス(タペンス)、 ジェームズ・ワーウィック(トミー)、 ジェニー・リンデン(シセリ・マーチ)、 T.P.マッケンナ(ランドルフ・ウィルモット大使)、 リース・ディンスデイル(アルバート)、 アーサー・コックス(マリオット警部)、 クライヴ・メリソン(リチャーズ)、 モイラ・ブルッカー、 Michael Carter、 トリシア・ジョージ、 ノーマ・ウェスト、 ジョー・ロス、 カトリーヌ・シェル、 Vera Jakob、 アンナ・シャーキー
16号だった男 The Man Who Was Number 16
1924年、The Sketch (10 December 1924)に掲載。
1959 「No.16の謎」村上啓夫訳『宝石』第14巻第9号(8月号)
1960 「16号だった男」『おしどり探偵』橋本福夫訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
1972 「ついに十六番の男が」『二人で探偵を』一ノ瀬直二訳 創元推理文庫
1978 「16号だった男」『おしどり探偵(クリスティ短編集4)』橋本福夫訳 ハヤカワ・ミステリ文庫
2004 「16号だった男」『おしどり探偵』坂口玲子訳 早川書房(クリスティー文庫)