メアリー・ウェストマコット名義で発表したロマンス小説。
1956年11月、Heinemann社から刊行された。
早川書房
1973
ローラは淋しい少女だった。両親の愛は、若くして死んだ兄に向けられてきた。そして今度は、生まれてきた妹シャーリーがその愛を奪おうとしている。ローラは嫉妬を覚えた。だが、家が火災に見舞われた日、妹を救い出してから、彼女を愛するようになった。やがて両親を事故で失うと、ローラは惜しみない愛情を注ぎ、妹を育てていく。それが妹の重荷になるとも知らず……。与える愛をテーマに描く、愛の小説シリーズ第2弾。
プロローグ
第一部 ローラ(1929)
第二部 シャーリー(1946)
第三部 ルウェリン(1956)
第四部 初めのごとく(1956)
愛の重さ
中村妙子訳 早川書房 ハヤカワ文庫NV(43) ISBN:9784150400439ローラは淋しい少女だった。両親の愛は、若くして死んだ兄に向けられてきた。そして今度は、生まれてきた妹シャーリーがその愛を奪おうとしている。ローラは嫉妬を覚えた。だが、家が火災に見舞われた日、妹を救い出してから、彼女を愛するようになった。やがて両親を事故で失うと、ローラは惜しみない愛情を注ぎ、妹を育てていく。それが妹の重荷になるとも知らず……。与える愛をテーマに描く、愛の小説シリーズ第2弾。
プロローグ
第一部 ローラ(1929)
第二部 シャーリー(1946)
第三部 ルウェリン(1956)
第四部 初めのごとく(1956)
登場人物
ローラ | 主人公 |
シャーリー | ローラの妹 |
アーサー・フランクリン | ローラの父 |
アンジェラ | ローラの母 |
チャールズ | ローラの死んだ兄 |
ジョン・ボールドック | 学者。アーサーの友人 |
ヘンリー・グリンエドワーズ | シャーリーの夫 |
サー・リチャード・ワイルディング | 旅行家 |
ルウェリン・ノックス | 伝道者 |
2004
ローラは寂しい少女だった。両親の愛は、若くして死んだ兄に向けられ、さらに生まれたばかりの妹シャーリーがその愛を奪おうとしている。ローラは嫉妬を覚えた。だが、家が火災に見舞われ妹を救いだしたことで、ローラは愛する歓びを知り、ひたすらシャーリーに愛を注ぎこむ。それが妹の重荷になるとも知らず……
解説:西尾忠久「麗人アガサ・クリスティー」
愛の重さ
中村妙子訳 早川書房 クリスティー文庫(91) ISBN:9784151300912ローラは寂しい少女だった。両親の愛は、若くして死んだ兄に向けられ、さらに生まれたばかりの妹シャーリーがその愛を奪おうとしている。ローラは嫉妬を覚えた。だが、家が火災に見舞われ妹を救いだしたことで、ローラは愛する歓びを知り、ひたすらシャーリーに愛を注ぎこむ。それが妹の重荷になるとも知らず……
解説:西尾忠久「麗人アガサ・クリスティー」
その他の出版社
1984