世界一の名探偵ポアロは、豪華寝台列車オリエント急行に乗りこんだ。 車内にはさまざまな国籍・階級の人々。 途中、列車は大雪に閉ざされ進めなくなってしまう。 そして、金持ちの男が殺された!? 今こそポアロの出番。 犯人は車内の誰かにまちがいない。 しかし、全員に犯行当時のアリバイがあった。 はたしてポアロの推理は?
ベルギー出身の「灰色の脳細胞」をもつ私立探偵。
小柄な体格、卵型の頭、八の字型の口ひげがトレードマーク。
物的証拠よりも人物の心理・性格を重視して真犯人を推理する。
ベルギー人。鉄道会社の重役
イギリス人の家庭教師
イギリス人の大佐
金持ち
ラチェットの秘書。アメリカ人
ラチェットの召使
アメリカ人の婦人
ギリシャ人の医師
公爵夫人。ロシアの富豪
公爵夫人の小間使い
伯爵。外交官
伯爵夫人
アメリカ人の私立探偵
ミッション・スクールの寮母。スウェーデン人
自動車のセールスマン。イタリア人
フランス人の車掌
イギリスでは1934年にコリンズ社から、 アメリカでも同年にドッド・ミード社から、 刊行されています。
日本語初訳は1935年の『十二の刺傷』(延原謙訳 柳香書院)。
1934年
英国Collins社
1934年
米国Dodd, Mead社
1935年
延原謙訳
柳香書院 世界探偵名作全集
アガサ・クリスティの作品は、さまざまな言語に翻訳され、世界のあらゆる国・地域で刊行されています。 ここでは代表的なものを紹介していますが、もっとたくさんの翻訳本を眺めたい人は [世界の表紙ギャラリー(英語)] をご覧ください。
“Murder on the Orient Express”のタイトルで刊行されています。写真はFontana Books、1959年。
“Dunverys er Traen Tappee yn Niar”のタイトルで刊行されています。写真はCaarjyn Ny Gaelgey、2014年。
“Murdo en la Orienta Ekspreso”のタイトルで刊行されています。写真はThe Esperanto Publishing、刊行年未確認。
“Murder in the Calais Coach”のタイトルで刊行されています。写真はPocket Books、1950年。
“Le crime de l'Orient-Express”(オリエント急行の犯罪)のタイトルで刊行されています。初訳は1934年。写真はLe Livre de Poche、1992年。
“Muntr en Orient-Express”のタイトルで刊行されています。写真はKeit Vimp Bev、2014年。
“Moord in de Oriënt-Expres”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“De ingesneeuwde slaapwagen”(雪に閉ざされた寝台車)のタイトルで刊行されたオランダ語初訳(Boek en Wereld,1934年)。
“Mord im Orientexpress”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。“Der rote Kimono”(赤い着物)のタイトルもあります。写真はGoldmann、1951年。
“Mordet på Orientexpressen”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はBonniers、1953年。
“Mordet i Orient Ekspressen”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“Mord i Orient Ekspressen”のタイトルで刊行されたデンマーク語初訳(Hasselbalchs,1938年)。
“Mord på Orientekspressen”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はAschehoug、1998年。
“Idän pikajunan arvoitus”(イースタンエクスプレスの謎)のタイトルで刊行されています。写真はWSOY、初訳1937年。
“Morðið í Austurlandahraðlestinni”(イースタン急行列車内での殺人事件)や“Austurlandahraðlestin”(イースタン急行)のタイトルで刊行されています。写真はUgla、2015年。
“Mõrv Idaekspressis”(イースタン急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“Kes tappis ameeriklase?”(誰がアメリカ人を殺したか?)のタイトルで刊行された初訳(Turist、1938年)。
“Slepkavība Austrumu ekspresī”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“Austrumu ekspresis”(イースタンエクスプレス)のタイトルで刊行されたもの(Liesma、1970年)。
“Žmogžudystė Rytų eksprese”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“Žmogžudystė Kale traukinyje”(カレー列車での殺人事件)のタイトルで刊行されたもの(Židinys、1990年)。
“Assassinio sull'Orient-Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はMondadori、2023年。
“Asesinato en el Orient Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はBiblioteca Oro、1945年。
“Assassinat a l'Orient Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はColumna、2022年。
“Asasinato no Orient Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はEditorial Galaxia、2000年。
“Orient-Expresseko Hilketa”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はIgela、2021年。
“Um Crime no Expresso do Oriente”(オリエント急行の犯罪)のタイトルで刊行されています。“Assassinato no Expresso do Oriente”(オリエント急行殺人事件)、“Assassinato no Expresso Oriente”(同)というタイトルもあります。写真はGlobo、1940年。
“Έγκλημα στο Όριεντ εξπρές”(オリエント急行の犯罪)、“Έγκλημα στο εξπρές Οριάν”(オリアン急行の犯罪)、“Φόνος στο Εξπρές του Καλαί”(カレー急行殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真はΛυχνάρι、2002年。
“Ubistvo u Orijent Ekspresu”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はKosmos、1958年。
“Ubistvo u Orijent ekspresu”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はNova knjiga、2020年。
“Ubojstvo u Orijent-ekspresu”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はMozaik knjiga、2009年。
“Umor v Orient Ekspresu”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はDržavna založba Slovenije、1977年。
“Qtil fuq l-'Orient Express'”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はBDL、2006年。
“Убиство во Ориент Експрес”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はАрс ЛИБРИС、2021年。
“Vrasje në Orient Ekspres”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はDituria、2018年。
“Vražda v Orient Expresse”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はZelená knižnica、2012年。
“Vražda v Orient-expresu”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はKalibr、2021年。
“Gyilkosság az Orient Expresszen”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は“A behavazott Expressz”(雪の特急)のタイトルで刊行された初訳(Palladis、1935年)。
“Убийство в Ориент Експрес”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はФар、1991年。
“Morderstwo w Orient Expressie”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はWydawnictwo Dolnośląskie、2019年。
“Crima din Orient Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はPentru Literatura Universala、1969年。
“Вбивство у «Східному експресі»”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はКлуб семейного досуга、2021年。
“Убийство в Восточном экспрессе”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はАСТ、2003年。
“მკვლელობა აღმოსავლეთის ექსპრესში”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はპალიტრა L、2015年。
“Doğu Ekspresinde Cinayet”(オリエント急行殺人事件)ほかのタイトルで刊行されています。写真はAltın Kitaplar、2021年。
“Şərq Ekspresində Qətl”(オリエント急行殺人事件)ほかのタイトルで刊行されています。写真はQanun Nəşriyyatı、2022年。
“Սպանություն «Արևելյան ճեպընթացում»”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はԷդիթ Պրինտ、2020年。
“רצח באוריינט אקספרס”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はAm Oved Books、2017年。
“جريمة في قطار الشرق السريع”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。“جريمة في قطار الشرق”(オリエント列車殺人事件)のタイトルもあります。写真はJARIR Reader、2007年。
“قتل در قطار سریعالسیر شرق”(イースト急行列車殺人事件)ほかのタイトルで刊行されています。写真はHermes books、2019年。
“اورینٹ ایکسپریس”(オリエント急行)のタイトルで刊行されています。
“ஓரியண்ட் எக்ஸ்பிரஸ்”(オリエント急行)のタイトルで刊行されています。写真はKannadhasan Pathippagam、2011年。
“मर्डर ओन द ओरिएण्टल एक्सप्रेस”(オリエンタル急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はHarper Hindi、2014年。
“ഓറിയന്റ് എക്സ്പ്രസിലെ കൊലപാതകം”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はLitmus、2013年。
“मर्डर ऑन द ओरिएण्ट एक्सप्रेस”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は Padmagandha Prakashan、2014年。
“મર્ડર મિસ્ટરી”(マーダーミステリー)のタイトルで刊行されています。写真はR. R. Sheth、2017年。
“মার্ডার অন দ্য ওরিয়েন্ট এক্সপ্রেস”(オリエント急行殺人事件)や“রাতের গাড়ি”(夜行車)のタイトルで刊行されています。写真は অমিয়কুমার বন্দ্যোপাধ্যায়、2018年。
“ඔරියන්ට් ශීඝ්රගාමී දුම්රියේ මිනීමැරුම”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はSarasavi Publishers、2008年。
“ฆาตกรรมบนรถด่วนโอเรียนท์เอกซ์เพรส”(オリエント急行殺人事件)ほかのタイトルで刊行されています。写真はแพรวสำนักพิมพ์、2015年。
“Pembunuhan di Orient Express”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はGramedia、2017年。
“Pembunuhan di Ekspres Orient”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真はFederal Publications、2003年。
“Án Mạng Trên Chuyến Tàu Tốc Hành Phương Đông”(オリエント急行殺人事件)ほかのタイトルで刊行されています。写真はNXB Trẻ、2022年。
“东方快车谋杀案”(オリエント急行殺人事件)などのタイトルで刊行されています。写真は新星出版社、2017年。
“東方快車謀殺案”(オリエント急行殺人事件)のタイトルで刊行されています。写真は遠流出版、2022年。
“오리엔트 특급 살인”(オリエント特急殺人)ほかのタイトルで刊行されています。写真は황금가지、2002年。
“オリエント急行の殺人”または“オリエント急行殺人事件”のタイトルで刊行されています。写真は角川文庫、1962年。
2001年
アメリカ(テレビドラマ)
監督:カール・シェンケル
出演:アルフレッド・モリナ(ポアロ)、メレディス・バクスター、レスリー・キャロン、アミラ・カサール、ニコラス・シャグラン、ターシャ・デ・ヴァスコンセロス、デヴィッド・ハント、アダム・ジェームズ、ディラン・スミス、ピーター・ストラウス、フリッツ・ベッパー
2010年
イギリス(テレビドラマ)
監督:フィリップ・マーティン
出演:デビッド・スーシェ(ポワロ)、トビー・ジョーンズ、ブライアン・J・スミス、デヴィッド・モリッシー、ジェシカ・チャステイン、セルジュ・アザナヴィシウス、アイリーン・アトキンス、スザンヌ・ロタール、ドゥニ・メノーシェ、バーバラ・ハーシー
2015年
日本(テレビドラマ)
監督:河野圭太 脚本:三谷幸喜
出演:野村萬斎、松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、沢村一樹、吉瀬美智子、石丸幹二、池松壮亮、黒木華、八木亜希子、青木さやか、藤本隆宏、富司純子、高橋克実、笹野高史、小林隆、草笛光子、西田敏行、佐藤浩市